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一般的なヨガとの違いは何!?キッズヨガの特徴について紹介!


昨今、日本でも大ブームとなっているヨガ。自分の体と向き合いながらリラックスできるヨガは、男女問わず多くの大人たちに人気です。そんなヨガの中でも、子どもが行う「キッズヨガ」というのをご存じですか?ここでは、キッズヨガの特徴について詳しくご紹介していきます。

キッズヨガとは?

一般的なヨガは、ヨガの呼吸をしながらポーズを正確にとるのが基本です。しかしキッズヨガでは、ポーズの正確性はそこまで重視しません。それよりも、子どもたちが安全に、楽しく行うことを目的としています。そして、心も体も大人より柔軟な子どもたちが日々の生活にヨガを取り入れることで、体の正しい使い方や自分の体の感覚を覚えることができるのです。大人は、ストレスを感じたらヨガでリラックス効果を得ようとしますが、実は子どもも想像以上にストレスを感じています。

しかし、子どもは自分自身のストレスに気づいていなかったり、ストレスを感じてもどう発散していいのかわかりません。そこでヨガの呼吸法を学ぶと、自然と深呼吸ができるようになり、リラックスの仕方がわかるようになるのです。また最近は、運動不足になっている子どもや、テレビやスマートフォンの影響で猫背になってしまう子どもが増えています。そうした子どもたちも、ヨガによって運動不足や猫背の改善を図ることができます。

キッズヨガの特徴

キッズヨガの基本は大人と同じで、ヨガの呼吸法を実践しながらポーズをとり、最後にシャバーサナというリラックスタイムを設けます。しかし、子どもたちに大人と同じようにレッスンを進めるのはなかなか難しいものです。そこでまずは、ヨガをやる前の挨拶、ヨガをやる上での約束を話します。

その後にポーズをとっていきますが、大人と同じポーズでも、ポーズの名前を工夫します。例えば、大人では「戦士のポーズ」という名前のポーズも、子どもたちには「好きなヒーローのポーズ」と教えるのです。そうすることで、子どもたちが飽きずに、楽しくポーズをとることができるようになります。

また最後のリラックスタイムであるシャバーサナは、子どもによっては飽きてしまう子もいます。そうした子には、絵本を読んだり、お絵描きをしたり、別の形でリラックスタイムを設けるのです。こうした工夫を積み重ねながら、子どもたちが楽しくヨガをしてリラックスするのが、キッズヨガの大きな特徴です。

年齢別のキッズヨガの特徴〈3歳~4歳頃〉

3歳~4歳頃の子どもたちにとって、ヨガは遊びの一つです。遊びの中でヨガをしている感覚で、この頃の子どもたちに必要な運動能力の発達を促していきます。

年齢別のキッズヨガの特徴〈5歳~6歳頃〉

5歳~6歳頃の子どもたちは、協調性が身につき始め、周りのお友達と一緒に遊ぶことが多くなってきます。ヨガでもペアで行うポーズなどを取り入れ、さらに協調性を養うことができるのです。また、運動量が増えていろいろなポーズが取れるようになるため、ポーズの難易度も少し上がってきます。

年齢別のキッズヨガの特徴〈小学生〉

小学生になると、幼児期に比べて一気に心も体も成長します。また、ストレスを抱える子どもも増えます。ヨガでリラックスすることを覚えることで、ストレスを抱えても上手に発散できるようになっていくのです。

キッズヨガのメリット

キッズヨガには、多くのメリットがあります。

力の抜き方やリラックスの仕方を覚えられる

先ほどお伝えしたように、子どもたちはストレスを感じても、その発散法やリラックス方法がわかりません。キッズヨガでは、大人と同じようにヨガの呼吸法を取り入れるため、自然と深呼吸ができるようになります。さらにヨガの呼吸法に慣れてくると、ストレスを感じた時や疲れているときに、自分の呼吸に意識を向けることができるようになるのです。ヨガを通じて、子どもは自然と力を抜くことができ、リラックスの仕方を覚えられるようになります。

自分に自信がつく

キッズヨガをやっている子どもたちが、最初から全てのポーズを上手にとることはできません。しかし、ポーズの正確性ではなく、楽しくポーズをとってリラックスするということを繰り返していくうちに、できなかったポーズができるようになります。今までできなかったことができるようになったという経験が、自然と子どもたちの自信に繋がっていくのです。

前向きな気持ちで生活を送れる

ヨガは、リラックス効果だけでなく、気持ちを前向きにしてくれる効果があります。それは大人も子どもも同じです。気持ちを前向きにしてくれるヨガのポーズで代表的なのが、「太陽礼拝」というものです。しかし、子どもたちに突然「太陽礼拝」と言っても、なんのことを言っているのかよくわからない子どももいるでしょう。そこでキッズヨガでは、「太陽にお辞儀をしましょう」と伝えます。子どもたちにわかりやすい言葉で太陽礼拝を伝えることで、ポーズをとれるようになり、気持ちを前向きにしてくれるのです。

協調性を養うことができる

5歳~6歳頃のキッズヨガの特徴でお伝えしたように、キッズヨガはペアでポーズをとることがあります。お友達と一緒にポーズをとり、呼吸を合わせることで、これから社会に出ていく上で大切な協調性を養うことができるのです。

 

キッズヨガの特徴やメリットをご紹介しました。日本ではまだまだ、ヨガは大人がやるイメージが強いですが、欧米では幼稚園や小学校の教育でキッズヨガが取り入れられています。大人よりはるかに吸収力のある子どもたちがヨガを覚えることで、運動能力の向上だけでなく、自分が抱えているストレスをうまく発散し、向き合うことができるようになります。ストレス社会とも言われている現代、将来を担う子どもたちにとって心と体のあり方を教えることは、実は最も重要といっても過言ではないでしょう。それを教えられるのが、キッズヨガなのです。

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