根気が重要?!短期間でヨガインストラクターを目指すうえでの注意点
ヨガは心身ともに心地よい気分になると評判です。「ヨガを仕事にしたい」と、ヨガインストラクターを目指す方も多いのではないでしょうか?また、普段の仕事や生活をこなしながら、短期間でヨガインストラクターの資格を取りたいと思う方もいるでしょう。この記事では、ヨガインストラクターの資格を短期間で取得するときの注意点を紹介します。
短期間でヨガインストラクターを目指す際の最短期間
「ヨガインストラクターの資格」といっても、その種類はさまざまです。その中でも、ヨガインストラクターを目指すにあたって必須ともいえるのが「全米ヨガアライアンス認定資格(RYT)」でしょう。アメリカの非営利団体「全米ヨガアライアンス」が発行している、世界80カ国以上で通用するヨガインストラクターの資格です。
RYTには、RYT200とRYT500があり、初めてヨガインストラクターの資格をとりたいという方にはRYT200がおすすめでしょう。RYT200の資格は、取得まで通常約3ヶ月かかるといわれています。短期間でRYT200の資格と取りたいのであれば短期集中型のコースを受講し、最短約1ヶ月はかかるようです。
なぜ時間がかかるのでしょうか?それは、RYT200の取得には、対面で勉強する時間が180時間と決まっているからです。しかし、1ヶ月未満でヨガインストラクターの資格が取れるという広告を見たことがあるという方もいるでしょう。そのようなヨガインストラクターの資格は、たいていRYT200ではない他のヨガインストラクターの資格であることが多いようです。
短期間でヨガインストラクターを取得するメリット・デメリット
短期間でRYT200の資格をとることには、メリットはもちろん、デメリットもあります。まずは、メリットから紹介しましょう。短期間でRYT200の資格をとるには、1ヶ月で180時間ヨガについて学ぶ必要があります。そのため、その1か月間ヨガだけに集中できるのです。
また、短期集中型のコースを受講している仲間ができるのもメリットになるでしょう。そして短期間でRYT200の資格をとるデメリットは、自分自身でヨガを継続し学び続けなければならないということです。
短期間でヨガインストラクターを目指すうえでの注意点
1ヶ月でRYT200の資格をとるには、1日7時間程度ヨガの勉強やレッスンを受けなければなりません。そのため、長期で資格をとるよりも頭も体も疲れるでしょう。短期集中型のコースを受講することを決めたら、受講前に充分頭と体を休めておいてください。短期間でヨガインストラクターを目指すデメリットでもお伝えしたように、短期間でRYT200の資格を取ると、日常生活に戻るのが大変です。そのため、せっかく1ヶ月かけてとったRYT200の資格を活かし、ヨガを仕事にできることが理想的ではないでしょうか。
ただし、RYT200の資格をとったからといって、すぐにヨガインストラクターとして仕事ができるわけではありません。そして、資格取得からヨガインストラクターの仕事を始めるまで少し時間が経ってしまうと、RYT200で学んだことは忘れてしまいまがちです。そのため、RYT200の資格を取得し、できるだけ早くヨガインストラクターの仕事に就くためには、就職サポートが万全なスクールのコースを受講しましょう。短期集中型のコースをどこで受講するかスクールを選ぶときは、コース修了後にどのような就職サポートがあるのか、事前に調べて選んでください。
資格取得に多くの時間がとれない、一刻も早くヨガインストラクターの資格を取りたいという方でも、短期集中型コースがあるスクールなら、最短1ヶ月でRYT200の資格を取得することが可能です。ただそれには、体力と根気が必要となります。そのことを念頭に置いたうえで、ヨガインストラクターを目指してください。
短期でヨガインストラクターになる方法とは?
短期でヨガインストラクターになりたい場合には、ヨガの初心者向けの養成講座を利用したり、新人研修が充実しているヨガスタジオに就職をしたりする方法があります。
また、日々の仕事の合間を縫って、業界内で広く通用しているヨガのライセンスを取得することで、好条件で仕事を始めることも可能です。
ヨガの基本を学べる初心者向けの養成講座を利用しよう
短期でヨガインストラクターとして必要な知識を身につけたい場合には、ヨガの基本的な動作について学べる通信の養成講座を利用することがおすすめです。
特に、大手のヨガスタジオや有名なインストラクターが監修している通信講座に申し込みをすることで、初めての人でも効率的に大事なポイントを押さえることが可能です。最近では、月々の受講料金がリーズナブルな通信講座の数も続々と増えており、近い将来にインストラクターとして活躍したい場合には、余裕を持って評判の良い講座の料金体系や具体的なレッスンの内容を調べてみると良いでしょう。
また、インターネット上で学べる通信講座については、年齢や職業、ライフスタイルなどにかかわらず、自分のペースで学習を続けられるといったメリットがあります。
新人研修に力を入れているヨガスタジオに就職しよう
なるべく時間やお金を掛けずにヨガインストラクターになりたい人は、新人の養成に力を入れているヨガスタジオに就職をするという方法があります。中でも、美容業界の大手企業が運営するヨガスタジオにおいては、新卒者や第二新卒者の採用を活発に行われており、インストラクターの経験がない人でもスムーズに必要なスキルを習得できる環境が整っています。
また、スタジオによって新人研修のテーマや期間などに違いがありますが、先輩のインストラクターに指導を受けられるところを勤務先の候補に選ぶことがおすすめです。もしも、就職先の選び方に悩んでいるときには、積極的に各地で実績があるスタジオの見学をしたり、実際に各地のスタジオで勤務をしている人からアドバイスを貰ったりすると良いでしょう。
その他、新人研修の良し悪しだけでなく、インストラクターのスキルアップのための機会が用意されているかどうか、求職中にきちんと確認することが大切です。
業界内で高く評価されているライセンスを取得しよう
ヨガインストラクターとして活躍の場を広げたい場合には、就職の前に業界内で高く評価されているヨガのライセンスの取得に励むことが大切です。特に、インストラクターが不足しているスタジオにおいては、難易度の高いライセンスを持つインストラクターを好条件で採用しているところも多くあり、将来にわたって安定した収入を得ることも可能です。
また、短期で取得できるライセンスの種類については、ヨガに関する様々な媒体でたびたびピックアップされることがあるため、隙間時間を使って気になるライセンスの取得方法や学習期間についてじっくりと把握をしておきましょう。
なお、ヨガスタジオの就職活動を有利に進めるうえで、それぞれのスタジオで必要とされているライセンスの種類を前もって確認しましょう。
短期でヨガインストラクターとして働きたい場合には、求職活動の前にインストラクターの養成講座を受講したり、新人教育がしっかりとしているスタジオに就職を希望したりすることがおすすめです。
最近では、ヨガに関する様々なライセンスを持つインストラクターが好まれる傾向があり、就職後に少しでも良い待遇で勤務をしたい人であれば、業界内でニーズが高まっているライセンスの特徴をよく調べておくことが大事です。
また、就職前に興味のあるヨガスタジオの見学をしたり、実際にインストラクターの経験がある人の話を聞いたりするのも良いでしょう。
その他、未経者がすぐに内定を得るために、新卒者や第二新卒者の受け入れ態勢が整っているヨガスタジオの取り組みについて理解を深めることが大切です。