趣味を仕事に!ヨガインストラクターを副業にする際に注意するべき点
ヨガが習慣になってくると、ヨガインストラクターという仕事に興味をもつ人も多いのではないでしょうか。副業としてヨガ教室を開きたい人もいるでしょう。そこでこの記事では、インストラクターになるための方法やメリット、事前に知っておきたいデメリットや注意点もあわせて紹介します。ヨガの仕事に憧れている人は、参考にしてくださいね。
副業でヨガインストラクターを始めるためには?
未経験からヨガインストラクターとして仕事をする方法は、大きく分けてヨガスタジオ入社かフリーランスの業務委託かの2つです。副業として働くなら、フリーランスの業務委託が候補になるでしょう。ヨガの仕事には資格は必須ではありません。
ただし、フリーランスのインストラクターとして働くには、全米ヨガアライアンスを代表とするヨガの資格がなければ採用されることは難しいようです。まずはインストラクター養成所に行き、資格を取得しましょう。たくさんの養成所がありますが、本業の合間に資格取得を目指すのであれば、「仕事をしながら授業を受けられるカリキュラムが用意されているか」という点も選ぶポイントになります。
副業でヨガインストラクターを始めるメリット・デメリット
憧れのヨガの仕事に就く前に、知っておきたいメリット・デメリットを紹介しましょう。
■メリット
ヨガインストラクターとして働くメリットは、体を動かしながら健康的に仕事ができることです。また、ヨガに関連する知識を伝えることで、ヨガの根本的な考え方がより深く自分にも浸透し、精神的にもリラックスできるよい影響を見込めるでしょう。また、副業でヨガの仕事をすることで、担当するレッスンの量をコントロールできるというメリットもあります。インストラクターは体力勝負です。疲れた顔をしてはいられず、体調管理も仕事のうちですが難しい場面もあるでしょう。
その点、副業という立ち位置であれば、自分が無理なくできるペースでレッスンの量を決められます。いつも明るい笑顔で、気持ちのいい声で、レッスンを受けに来た人がリラックスできる空間を作れたら素敵ですよね。
■デメリット
一方ヨガインストラクターを副業にするデメリットは、本業とのバランスです。副業ということは、仕事終わりの時間や休日を使ってレッスンを担当することになるでしょう。また、ヨガの学びは資格を取ったら完了ではなく、むしろそこからがスタートといわれています。よりよいレッスンをするためにさらに講習を受けたり、自分自身でヨガを実践したりするなど、学び続けることがインストラクターには必要です。「オーバーワークで疲れが取れない!」なんてことにならないように、ペース配分を考える必要があります。
ヨガインストラクターを副業にする際に注意するべき点
これまで紹介してきた点をふまえ、ヨガインストラクターを副業にする際に注意するべき点を紹介します。
■養成所選び
副業ならフリーランスでの業務委託という働き方になります。業務委託を受けるためには、ヨガスタジオのインストラクターオーディションを受け、合格しなければなりません。オーディション内容は模擬レッスン、ヨガの知識に関する筆記などがあります。「未経験でいきなりオーディションは敷居が高い…」と考えている人は、そのために養成所をしっかり選びましょう。
養成所にはヨガスタジオと連携しているところが多くあります。その場合は養成所を卒業したのち、系列のヨガスタジオのオーディションをサポートしてくれる可能性もあるのです。未経験で不安な人は、このようなポイントをふまえて養成所を選ぶことをおすすめします。また、働きながら資格取得を目指すなら、本業の合間に授業を受けられるカリキュラムが用意されているか、というところも調べておきたい点です。
■体調管理
ヨガの仕事は健康的で素敵な仕事ですが、副業にして仕事量を増やせばその分負担にもなりかねません。慣れるまでは緊張して、レッスン終わりに疲れが蓄積することもあるでしょう。現在の仕事とのバランスをみて、無理なく健康的に働けるペース配分を考えてください。
フレックスタイム制や副業OKな企業なども増え、働き方がどんどん多様化していく時代です。そのなかで、健康的に自由に働けるヨガインストラクターは、副業としてとても魅力的な選択肢だと思う人もいるでしょう。うまくいかず落ち込むこともあります。でも少し自信がついた頃、自分の生活をより豊かにしてくれる素敵な仕事です。