ヨガインストラクター養成スクールで資格を取った後はどんなところで働けるの?
ヨガは独特のポーズと呼吸、瞑想によって心身ともに健やかな状態へと導いて行くメソッドですが、どんな方でも無理なく行えることから大きな注目を集めています。
そして、そんなヨガの正しい知識と方法で指導できるヨガインストラクターを目指す方が増えていて、養成スクールで資格を取得した後にはさまざまなシーンで活躍しています。
定番はヨガスタジオに所属するヨガインストラクター
ヨガインストラクターが働くシーンの定番は、やはりヨガスタジオに所属するヨガインストラクターです。
多くのヨガスタジオでは未経験者でも立派なインストラクターとなるまで養成するサポート制度が用意されていますが、ヨガインストラクターの資格を取得している場合は書類選考の際に大きなアドバンテージとなります。
ヨガスタジオ業界全体の問題として即戦力となる人材の育成や確保は急務となっており、確かな知識と技術を持ったヨガインストラクターは求められている人材なのです。
そんなやりがいのある場所で働くことができるヨガインストラクターの資格を取得して将来の就職に役立てようという方も増えています。
専門分野に特化したヨガインストラクター
ヨガインストラクターには一般的なヨガ以外にも妊娠中の方を指導できるマタニティヨガインストラクターや、小さなお子様を指導できるキッズヨガインストラクターなどの資格があります。
マタニティヨガは元々身体へ負担をかけることなく身体のめぐりを良くするヨガをさらに妊娠中の方でもお腹への負担をかけずに行える方法です。
運動不足になりがちな妊娠中の方でも適度な運動を行うことができ、新陳代謝を促すのと同時にストレスの解消にもなります。
全身をほどよく鍛錬してリラックスした状態を作り出しやすくなることで安産へと寄与したり、産後の体調も良くなります。
それらを安全に正しく実行するためには専門知識が必要で、マタニティヨガインストラクターの資格取得者のみが指導することを許可されています。
キッズヨガインストラクターは小さなお子様を指導できる資格です。
成長期のお子様に無理の無い範囲で行えるメソッドの取得はもちろんのこと、ついつい余所見をしてしまうお子様も集中させるような心理を掴んだ指導力も求められます。
これらの資格は後発であることから養成が急務となっており、もしも資格を取得していれば貴重な人材として重宝されています。
自らスタジオを立ち上げて独立開業をするケースも
ヨガインストラクターの資格を取得後には、既設のヨガスタジオなどで働くだけではなく自らスタジオを立ち上げて独立開業するケースも増えています。
養成所では主にヨガについての一般的な知識や技術を身につけて行きますが、その中で他には無い独自のメソッドを考案しそれを形にしたいと考える方もいます。
もしも既設のヨガスタジオに就職するとなれば、統一されたメソッドに沿った指導が行われるので独自のメソッドでの指導を行えるケースは皆無です。
そんな中で独自のメソッドを受講者に伝える夢を叶えるためには、自らヨガスタジオを立ち上げる方法があります。
ヨガスタジオでは規模によってはインストラクターを雇用することになりますが、その際も経営者が資格の取得者であれば話をしやすいだけではなく、受講者から見ても信頼感が増します。
独立開業は大手のチェーン店のフランチャイズに加入する方法だけではなく、一般社団法人全日本ヨガ協会(AJYA)では就職・開業支援プログラムが提供されており、オープンするまでサポートしてもらうことも可能です。