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パワーヨガにはどんな効果がある?運動量の多い人気のヨガをご紹介!


現在ヨガといえば日本では知らない人がいないぐらい認知され、多くの人の生活の中に取り入れられています。ただヨガといってもさまざまで、流派は何と30種類近くあるのです。今回ご紹介するのは、日本でも人気の高いパワーヨガです。その全体像を知ることで、自分に合ったヨガスタイルを見極めていきましょう。

パワーヨガの概要

ではまずはパワーヨガの歴史と特徴からお伝えします。

パワーヨガの歴史

パワーヨガとは、伝統的なヨガを学んでいた3人のアメリカ人が、当時まだ少しとっつきにくいイメージのあったヨガを多くの人に取り入れてほしいという願いを込め、古典的なヨガを現代風にアレンジしてできたヨガだといわれています。

1990年代に始まり、アルパチーノやジェニファー・アニストンなど多くのセレブたちが始めたことから、世界的にもブームとなりました。一呼吸一動作でダイナミックな動きが多いアシュタンガヨガと、正しい姿勢で静止し、深い呼吸を行うアイアンガーヨガの2つのよいところを組み合わせてつくられています。数あるヨガの中では比較的新しいタイプのヨガです。

パワーヨガの特徴

流れるように体を動かしながらポーズを決めるアシュタンガヨガと、骨盤を矯正して体軸を調整するアイガンガーヨガの両方の動きが組み合わせられています。全体的にダイナミックな動きが多いので運動量が多いのが特徴です。しかし単に激しい動きをして筋力をつけるのではなく、動く際には呼吸にも意識を向けていくため、集中力を高めながら、静と動の両方を味わいながら行えるのが魅力です。

また多くのヨガは腹式呼吸なのに対し、パワーヨガでは胸式呼吸の一つであるウジャイ呼吸を行います。呼吸は鼻で行い、吸うときにはお腹と肺を膨らませ、吐くときには喉の奥を使ってシューッと音を立てながら、お腹から細く長く息を吐き出します。それによって体が温められ、内臓機能が活性化されるのとともに、吸うときと吐くときの分量を同じにすることで、交感神経と副交感神経のバランスを整えられるのです。

パワーヨガはダイエット効果がある

パワーヨガはよくダイエットにいいといわれていますが、それはやはりその運動量の多さにあります。また運動量の多さに比べると比較的筋肉への負担が少ないため、多くの人が始めやすいヨガだともいえます。身体を大きく動かすので有酸素運動の要素が強く、短期間で効果が出ることも、パワーヨガが人気の理由の1つです。

またすべての人が痩せるとは断言できませんが、余計な脂肪が減り、筋肉が増えることで体全体が引き締まっていきます。そのほかにも立ちポーズが多いため、体幹を強化でき、それによって姿勢もおのずと改善され、バランスの整った太りにくい体をつくっていけます。

効果的でおすすめのポーズ

パワーヨガは流れるようにさまざまなポーズを取っていきますが、その1つ1つを正確に行うことが重要だとされているのです。代表的なポーズをいくつか見ていきましょう。

太陽礼拝のポーズ

パワーヨガには必ずといってよいほど太陽礼拝のポーズが出てきます。初心者でも比較的始めやすいポーズです。一連の流れを把握したら、太陽を浴びるような気持ちで、呼吸に意識を向けながら、滑らかに大きく体を動かしましょう。また足裏の感覚、筋肉の動き、背中を伸ばすことも意識してみてください。日々このポーズを行うことで柔軟性と身体全体の筋力をアップできます。

戦士のポーズ1

集中力を必要とし、体幹を含めた全身を鍛えられるポーズです。戦士のポーズは1から3までありますが、初心者の方はまず1から始め、慣れてきたら2と3のポーズにも挑戦してみてください。1のポーズでは両足を前後に開き、両腕を上げ、背筋をそらします。背筋をそらす際に、腰、胸、お腹が充分に伸びていることを意識してみてください。上半身の血流がよくなり、背中のこりもほぐせます。

サイドプランク

体を横向きにし、片腕で全身を支えるポーズです。腕の力だけに頼らずに、体のコアを意識して体を上げていくことで、お腹周りをバランスよく鍛えられます。ポイントとしては、床につける手を肩の真下に置くこと、腰を下げずにかかとから肩まで体の線を一直線になるように上げることです。

人によって向き不向きがある

パワーヨガでは太陽礼拝などのように、ダイナミックな流れのある動きを1つ1つ正確に行うことが大事であるため、初心者の方は、基本的なアーサナをひととおり習得してから始めたほうがよいかもしれません。場所によっては初心者向けのパワーヨガの講座を開催しているところもあるので、そこから受講したり、事前に動画などをよく見たりして、内容を把握しておくのもおすすめです。

またゆったりとリラックスできるヨガを行いたいと考えている人や、瞑想や内観を中心に学びたいという人たちなどは、パワーヨガは向かないかもしれません。反対にパワーヨガが向いている人は、体を動かしたい人、短期間でダイエットを行いたい人、全体の筋力を上げながらバランスのよい体づくりをしたい人、体を柔らかくしたい人、体を動かしながら集中力を高めたい人などです。

まとめ

ヨガは流派によって目的も異なってきます。人の性格もいろいろあるように、ヨガにもそれぞれの個性があります。それぞれのヨガの特性を知り、自分に合ったヨガを見つけていきましょう。またどんなヨガをするにしても、無理をしてやらないということも頭に留めておきましょう。常に体と心と対話しながら、あなたにとって心地よさを感じられるヨガを選ぶことをおすすめします。

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